Chocolaterie HISASHI
MONA ショコラ
京都のショコラトリー・ヒサシのスペシャリテ「MONA ショコラ」。
和と洋が共存するショコラの一つ。
ショコラ以外にも限定でマロンもあります。
左がマロン、右がショコラ。
MONA ショコラ
最中の皮の香ばしい香りに、チョコレートクリームの甘い香り。チョコレートクリームの中にはヘーゼルナッツも入っているため、香ばしさとナッティさが感じられる。
最中の上にはショコラトリーヒサシのロゴマークがビターチョコレートで付けられている。
最中の皮の裏側には、ビターチョコレートでコーティングしてあり、チョコレートクリームの水分で最中の皮のパリパリ感が薄れないように工夫がしてある。
中のクリームはかなりミルクチョコレートよりの淡い色をしている。
パリパリとした焼き立てのような最中の皮の食感。中のチョコレートクリームはかなり軽く、泡のようなエアリーなテクスチャー。ふんわりとして、スーッと消えるそのテクスチャーの中にかなりのミネラル感を感じる。和菓子に寄せるためだろうか、強い塩味を感じる。
サクサクとした食感とエアリーなチョコレートクリームの対比がかなりあり、驚く。
チョコレートクリームの中にはモルトパフが入っていて、エアリーな中にも食感を作り出している。最中の皮の裏側に塗られたビターチョコレートが、チョコレートクリームの甘味と塩味、そして最中の皮の香ばしさをつなぎ、ビター感をアクセントにしてバランスを取っている。
MONA ショコラ マロン
最中の皮の香ばしい香りに、マロンの甘い香り。ほのかにキャラメルのような香ばしい香りと、ヘーゼルナッツのふくよかな香り。
最中の上にはショコラトリーヒサシのロゴマークがホワイトチョコレートで付けられている。
こちらには最中の裏側にチョコレートが塗られていない。
サクサクの最中の中に、軽めのガナッシュのようなさっくりとしたチョコレートクリーム。こちらはやや固めで、クリームというよりはエアチョコレートのような水分の少ないチョコレートクリームになっている。
こちらにもモルトパフが入っていて、砕いたマロンが入っているような錯覚を覚える。
こちらもかなり塩味が利いていて、チョコレートクリームは甘さ控えめだが、この塩味によって甘味が引き立てられる。そしてこの塩味によって、和菓子感が増す。チョコレートの風味は泡のようにふんわりとしていて、香ばしい最中の風味と共に、甘味の後に塩味、そして栗の風味が余韻に残る。
アフターに、ヘーゼルナッツのふくよかな甘味と、ほのかにミルキー感があり、和菓子と洋菓子の間を行ったり来たりする不思議なお菓子。
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