インドネシアのスラウェシ島で自らカカオ豆の製造をし、インドネシア産カカオのみを使用したチョコレートを製造する京都のショコラトリー「DARI K(ダリ・ケー)」。
日本で初期からBean to Barを始めていたショコラトリーの1つですが、インドネシア産のカカオしか使用していない珍しいショコラトリー。
インドネシアは世界で第2位のカカオ生産国でありながら、そのカカオを使用したチョコレートが日本で売られることはほとんどありません。その理由が、美味しいチョコレートに必要なカカオ豆の発酵という作業が行われていなかったため。DARI Kは農家への啓蒙活動から始め、発酵指導をしつつ、インドネシアカカオの品質の向上を目指しています。
2015年パリのサロン・デュ・ショコラにも出展を果たしました。
「カカオニブチョコ」
インドネシア産のカカオ豆を使用してBean to Barを実践するショコラトリー「Dari K」。
そのインドネシア産のカカオ豆をじっくり味わえるのがこのショコラ。
瓶カップに入った粒チョコレート。
カカオニブがブラックチョコレートにコーティングされているので、大きさにはばらつきがある。ツヤのあるブラックチョコレートながら、ニブの凹凸のせいかザラ感のある表面。
コーティングの厚みもややばらつきがある。
焙煎されたコーヒーのような芳ばしさと共に、フルーティーな酸味のあるカカオ。噛むとカリカリとした食感と共に、日本酒のようなブランデーのようなフルーティーなアルコールの芳醇さも感じられ、噛みしめたくなる奥深さがある。
やや苦みもあるので、食べなれない人には向かないかもしれないが、お酒やコーヒーのおつまみにとしてクセになりそうな常習性のあるショコラ。
DARI K(ダリ・ケー)
公式サイト:http://www.dari-k.com/
〒604-8801京都府京都市中京区今新在家西町22
営業時間:10:00-19:00
定休日:火曜
TEL:075-803-6456
FAX:075-803-6460
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