コロンビアで自社農園、自社工場を持ち、カカオの生産からチョコレート製造までを手掛ける「メゾンカカオ」。
カカオからクーベルチュールまではコロンビアで製造し、代表でカカオ・ディレクターである石原氏が全国で栽培されている素材を厳選してチョコレートと合わせ、地元である神奈川県でアロマ生チョコレートに仕上げている。
MAISON CACAO メゾンカカオ
MARCI アロマ生チョコレート メルシー/バラ
ローズは以前も作られていましたが、今年は母の日に合わせて限定復活していました。
(ここのアロマ生チョコレートは、商品名とフレーバーがたまに変わるので注意が必要。)
水耕栽培で丁寧に育てられたオールドローズの肉厚の花びらを贅沢に使用して、ジャムにした後で、ビターチョコレートと合わせ、生チョコレートにしています。
メゾンカカオのアロマ生チョコレートの良さは、なんといっても口溶け。
欧米人に比べ、日本人の唾液量は少ない傾向にあります。チョコレートを食べた時も同様なため、日本人に合わせて、チョコレートの水分量をギリギリまで上げて作られています。
ビターチョコレートの香ばしくビターな香り。
口に入れるとふわりと酸味が広がり、なめらかに口溶けていきます。ローズの香りが自然と広がり、ビターチョコレートに負けないフローラルな風味と、ベリーのような甘酸っぱい風味が広がっていきます。
ローズの風味はそれほど強くなく、ベースとなるコロンビア産ビターチョコレートのベリーの風味が活きています。
ナチュラルなローズの味わいは、もう少し強くあってもという気がしなくもないですが、チョコレート自体のフルーティーさが強くあるため、味わいが薄いわけでは決してなく、濃厚で、MAISON CACAOだけのローズの生チョコレートに仕上がっている。
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