沖縄のBean to Bar ショコラトリー「タイムレスチョコレート」。
沖縄ならではの黒糖を使ったチョコレートをはじめ、沖縄ならではのオリジナリティのあるカカオやチョコレート製品を作っています。
今回はカカオパルプを使ったキャラメル。
カカオパルプとは、チョコレートの素になるカカオの種の周りについている白い果肉のことです。カカオパルプは通常チョコレートを作るために種を発酵させる際に、糖分として使われているため、通常販売されていません。
このカカオパルプは、ライチやマンゴスチンのような濃厚な甘味とトロピカルなフルーティーさがあります。
「カカオパルプキャラメル」
カカオパルプを使ったキャラメル。
表面にはカカオニブがぎっしり乗せられている。
さっくりとした食感のキャラメルの中には、カカオパルプのライチやマンゴスチンのような瑞々しい風味が閉じ込められています。
島ザラメが、カカオパルプの風味を邪魔せず、またカカオバターを使われているので、すっきりとした味わいで、カカオパルプの瑞々しさとフルーティーな風味がさらに引き立てられているように感じます。
表面に残せられたカカオニブが、フルーティーな風味の中にチョコレートらしい香ばしさを与えて、食感としてもアクセントとなっています。
カカオパルプは、スムージーとして飲めるショコラティエもありますが、こうして加工されて商品となっているものは珍しい。瑞々しいカカオパルプを味わえる秀逸なキャラメル。キャラメルとしても完成されているので、ぜひ多くの人に味わってほしい。
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